Cape House
主宰 内藤幸一郎
我々のクラブは、レーザークラスのフリートを主体にした組織で、基本的には自分たちの小遣いと、週末の時間を使って運営されています。この形態により、セイリングを愛し、スポーツすることをライフスタイルにしているメンバーが、学生から社会人、そして最近では、定年後の生涯現役をモットーとする会員まで、何十年に渡り、クラブライフを楽しむスタイルが形成されてきました。勿論、少ない会費で運営する為、立派なハーバー施設、大きなレスキューボート等々は、望むべくもありません。しかし、このことこそが、Sustainability持続可能な、スタイルではないでしょうか。
そのことを象徴的に表す出来事が、過去にありました。1991年の台風19号、1999年の台風18号の
直撃です。両台風とも、クラブハウスを壊滅的に破壊し、陸置きしていたレーザーの大半が、バラバラに壊れて
しまいました。たしかCape House のwebサイトにも当時惨状の映像、多くが載っていると思います。私自身
襲来直後、妻と現地を見て、「もう、これで終わったね。まあ十分セイリングを楽しんだから・・」と自分を慰めていました。そこへ、メンバーがぽつり々々とスコップを持って集まり始め、復旧作業が誰からの号令でもなく始り、他県のフリートからも、機材の寄付、復興の募金活動が起こり、数か月後には、元通りになっていました。この経験から、セイリングを愛する仲間の素晴らしさ、そして、セイリングを続けたいと思うメンバーの気持ちが、大きなパワーを生み出す事を学びました。 まさに“持続可能”です。
History
2015-2017
1985
2011-2014
1999
2007-2014
2015
1985年、ヨット乗りがヨットに乗るというヨットクラブの拠点として活動ができる場所として主宰内藤幸一郎さんが主体となり、秋穂の美濃が浜に「CAPE HOUSEケープハウス」が誕生。
台風18号は、全国的に多くの災害をもたらしましたが、CAPE HOUSEも大きな災害に見舞われ、クラブハウスの中は海水に持っていかれ何も残っていない、船は流されあらゆるところに散らばっている、そんな状況になてしまう。
全国のセーラーやボランティアの皆様のお力添えにより、半年で全機能が復活。
30周年記念
Our club house ”Cape House”
老若男女、年齢、性別を問わず、気軽にセイリングを楽しんでいます。
このヨットは、初心者から、世界選手権に出場する選手まで、どんなレベルの人でも楽しめます。
また、海を楽しむ方法は、セイリングだけではありません。
海が好きな人なら、ここに来るだけでハッピーになれるはずです。
まずは、一度クラブハウスのドアをノックしてください。